【ロボット教室】知識を現実に応用する術
7月、ミドルコースでは、「ウォーカータクシー」という2足で荷車を引くロボットを製作します。
マナビオを開校して間もない3年前の夏、全国のロボット教室の生徒達が集まる大会でのことです。他教室のお子さんが、「ウォーカータクシー」の本体を寝かせて、急勾配の坂道を登るロボットを発表しました。
それを見て、マナビオでは「幅17cmの坂道を40cm登坂(とはん)できる勾配」を作り、競ってみました。(「2足歩行を学ぶ」という本来の課題からはやや逸れますが)
登れそうで登れない坂道をズルズルとロボットが落ちていくと、「分かった!」と叫んで席に戻って改造しはじめる生徒がいました。別の生徒が、坂道を登るロボットを見て「おおっ!」と声をあげると、それを背中で聞きながら、「オレ、分かった!」と謎(?)の再宣言です(笑)。その気持ち、良く分かります。
ロボット教室というと、ロボットを組み上げることがゴールのように思われがちですが、そうではありません。単純な構造・ルールの中で、現実をよく見て、課題克服のために知識を具体的に応用する術を身につけることがゴールだと、マナビオでは考えています。
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