【ロボット教室】幼い子どもの整理整頓

 学び多きロボット教室ですが、パーツ管理については、あまり積極的指導をしてきませんでした。

 「パーツが全て揃っているのか?」

を管理するのは、自分自身の問題です。大量にあるパーツ1つひとつを

「大事に使いましょう。」

と子ども達に言ってきかせても、その子の自発性がなければ、難しいものです。

マナビオとしては、パーツ管理の方法は、子ども達が経験から改善すべきであり、指導されるべき課題ではないと思っています。

「パーツを探すのに時間をかけるのは無駄!」

と感じるようになれば、必ず、子ども自身がなんらかの対策を講じるようになります。

 小5、6年生の子ども達は、おおむね想定通りの成長を見せてくれました。しかし、就学前や低学年からロボット教室に通い始めた子どもは、違いました。入会時期によっては低中学年のうちにより難しいロボットを組み立てる必要があります。経験から何かを学ぶには幼く、繰り返しパーツを見つける煩わしさの解消よりも、どうしてもロボットの組み立てを優先してしまうのです。この問題に対しては、何らかの対策が必要に感じていました。

 そこで、パーツを収容するケースに張り付けるオリジナルシールを作りました。シールには、形状と名称、数量が明記されています。手に持ったパーツを戻す位置を決めてあげることで、低学年の子どもにも整理を促してくれるものと期待しています。

マナビオ -manabio-

知識偏重ではなく、課題に適した「考える方法」を学び、「自ら考えること」を習慣にする。 それは、自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」に結びついていくと信じています。 千葉県市原市五井にて、「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、 「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。