【身近な問題】今日のGoogleのロゴ

 

今日(2013年4月15日)のGoogleのロゴは、スイスの数学者、レオンハルト・オイラー生誕三六○周年を記念したデザインです。

 赤い丸の中の絵が何か、ご存じですか?  

 これ、ケーニヒスベルクの問題といいます。川で分断された町に橋が七本かかっていますが、全ての橋を渡って元の場所に戻って来られるでしょうか?但し、同じ橋を二回渡ってはいけません。

 

 左側が地図、右側がオイラーが問題を説明する為に書いた模式図です。丸は四つの地区、線は橋を表します。

 これは実は、「一筆書き出来るか?」という問題でもあります。

 

 さて、この問題の使いどころですが、算数の授業の息抜きにやらせると、学年不問でもり上がります。算数の得意、不得意は関係ありません。皆、ただひたすら、解を探します(笑)。

 ちなみに、この問題の解は「できない」です。生徒達は「解を探す楽しさ」と、「できない」ことの証明の難しさを学ぶことになります。

マナビオ -manabio-

知識偏重ではなく、課題に適した「考える方法」を学び、「自ら考えること」を習慣にする。 それは、自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」に結びついていくと信じています。 千葉県市原市五井にて、「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、 「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。